日本赤十字社企業年金基金 ねんきんと私

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アセットオーナー・プリンシプルの受け入れ表明について

2026年3月

  • 日本赤十字社企業年金基金(以下、「当基金」という。)は、アセットオーナーとして受益者の最善の利益を勘案し、年金資産を運用していく責任を果たす上で有益と考えられる「アセットオーナー・プリンシプル(アセットオーナーの運用・ガバナンス・リスク管理に係る共通の原則)」に賛同し、これを受入れることを表明します。

アセットオーナー・プリンシプルに規定される原則と当基金の取組方針

原則1.アセットオーナーは、受益者等の最善の利益を勘案し、何のために運用を行うのかという運用目的を定め、適切な手続に基づく意思決定の下、経済・金融環境等を踏まえつつ、運用目的に合った運用目標及び運用方針を定めるべきである。また、これらは状況変化に応じて適切に見直すべきである。
■取組方針

当基金では、受益者である加入者及び加入者であった者(以下「加入者等」という。)の最善の利益のため、「年金資産運用の基本方針」に定めた運用目的や目標により年金資産運用を行います。
また、同基本方針については、経済・金融環境や年金資産・負債の将来予測を踏まえた検証を定期的に行い、年金資産管理運用委員会や理事会・代議員会においてその整合性の確認や見直しを行います。

原則2.受益者等の最善の利益を追求する上では、アセットオーナーにおいて専門的知見に基づいて行動することが求められる。そこで、アセットオーナーは、原則1の運用目標・運用方針に照らして必要な人材確保などの体制整備を行い、その体制を適切に機能させるとともに、知見の補充・充実のために必要な場合には、外部知見の活用や外部委託を検討すべきである。
■取組方針

基金役職員は企業年金連合会が実施する研修の受講や運用会社によるセミナーへの参加などにより自己研鑽に努めるとともに、外部コンサル等の助言を活用しながら業務を執行します。
また、理事会の諮問機関として外部専門家を構成員に含む年金資産管理運用委員会を設けており、理事の適切な職務遂行・意思決定プロセスの明確化のため、当該委員会において基本方針の変更や運用に関する重要事項等の検討、協議を行います。

原則3.アセットオーナーは、運用目標の実現のため、運用方針に基づき、自己又は第三者ではなく受益者等の利益の観点から運用方法の選択を適切に行うほか、投資先の分散をはじめとするリスク管理を適切に行うべきである。特に、運用を金融機関等に委託する場合は、利益相反を適切に管理しつつ最適な運用委託先を選定するとともに、定期的な見直しを行うべきである。
■取組方針

運用の委託先の選定については幅広に比較検討し、運用の目的や目標に資するという観点からのみ選定を行います。採用した委託先は運用実績等の定量面に加え、定性面も含めた総合評価を定期的に行い、必要に応じて見直しを実施します。
また、構築したポートフォリオについては、期待リターンやリスク特性等を定点観測し、ストレスシナリオによる財政への影響を確認しながら運用目標の実現を図ります。

原則4.アセットオーナーは、ステークホルダーへの説明責任を果たすため、運用状況についての情報提供(「見える化」)を行い、ステークホルダーとの対話に役立てるべきである。
■取組方針

加入者等に向け年金資産運用の基本方針や運用概況、財政状況等について、広報誌やホームページを通じて周知し、基金運営への理解が深まるような情報開示を行います。

原則5.アセットオーナーは、受益者等のために運用目標の実現を図るに当たり、自ら又は運用委託先の行動を通じてスチュワードシップ活動を実施するなど、投資先企業の持続的成長に資するよう必要な工夫をすべきである。
■取組方針

企業年金連合会が設置する「企業年金スチュワードシップ推進協議会」に参画し、他の企業年金と共同して運用委託先のスチュワードシップ活動をモニタリング・推進します。

≪参考≫アセットオーナー・プリンシプル策定の背景

資産運用立国について:金融庁

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