基金の財政平成31年度 予算概況
事業計画および予算概況をお知らせします
- 基金では、年度ごとに事業計画の策定と予算の編成を行い、適正な事業運営に努めています。平成31年2月20日に開催された第3回代議員会において、平成31年度の事業計画および予算が承認されました。
事業運営の重点事項
企業年金基金移行後業務の円滑な実施
厚生年金基金における基本上乗せ部分の精算手続き、独自給付の補てん等、移行期特有の業務が継続していることから、一部移行業務の委託を含めたマンパワーの確保、システム改修及び印刷物の作成等必要な対応を行うことにより円滑な処理を図る。
また、国に最低責任準備金をすべて返還するため、引き続き年金記録整理を進める。
年金資産の安定的な管理運用
企業年金基金の運用予定利率である3.5%を確保していくため、年金運用コンサルタントや運用受託機関と連携し、年金資産の安定的な管理運用を目指す。
また、年金資産管理運用委員会を定期的に開催し、年金資産運用にかかるモニタリングや検討を行う他、企業年金基金として最初の年金ALMを実施し、必要に応じて運用体制の見直し等を行う。
加入者等の目線に立った広報媒体の作成
法令等で定められた周知義務の情報提供にとどまらず、加入者・受給者等にとって有益と思われる内容も含めた広報媒体を作成し、より分かりやすい情報発信を目指す。
年金経理
- 1年間にどのような収入があり、どのように支出されるかを予定し、1年後の年金資産の積立状況などを予測しました。
平成31年度の収入と支出の予定(平成31年4月1日~令和2年3月31日)
※端数処理の関係で、科目ごとの金額と合計額との間に一部誤差が生じています。
平成31年度末の年金資産の積立状況の予測(令和2年3月31日現在)
※端数処理の関係で、科目ごとの金額と合計額との間に一部誤差が生じています。
業務経理
- 給与支給、物品購入等の基金運営に関する経理です。
平成31年度の収入と支出の予定(平成31年4月1日~令和2年3月31日)
収入 | |
掛金収入 | 2億6,900万円 |
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雑収入等 | 300万円 |
当年度不足金* | 1億1,500万円 |
計 | 3億8,700万円 |
支出 | |
事務費 | 3億2,800万円 |
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代議員会費 | 300万円 |
業務委託費 | 5,000万円 |
繰入金 | 300万円 |
雑支出 | 300万円 |
計 | 3億8,700万円 |
*代行返上により当年度不足金が大きくなっています。
※端数処理の関係で、科目ごとの金額と合計額との間に一部誤差が生じています。
平成31年度末の資産と負債の予測(令和2年3月31日現在)
資産 | |
預貯金・未収金等 | 1億1,300万円 |
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固定資産 | 4,000万円 |
当年度不足金 | 1億1,500万円 |
計 | 2億6,900万円 |
負債 | |
引当金・未払金 | 2,900万円 |
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基本金 | 4,000万円 |
繰越剰余金 | 2億円 |
計 | 2億6,900万円 |
※端数処理の関係で、科目ごとの金額と合計額との間に一部誤差が生じています。
※繰越剰余金には厚生年金基金から引き継いだ資産を含みます。