基金の財政財政再計算
財政再計算とは
- 企業年金基金では、将来の給付に備え、長期的に安定した財政運営を行うために、通常5年に一度の割合で財政再計算という検証を行います。
財政再計算のイメージ
- この財政再計算は、法令の定めるところにより、予定利率、予定死亡率、予定脱退率、予定昇給率、将来加入者の見込みなど(これを「基礎率」と呼んでいます)を過去の実績に基づき検証、再設定し、基金の年金財政が将来的に安定して継続できるための掛金率を改めて計算し直すことから財政再計算と呼ばれています。
- この財政再計算を行うことで、基金の財政の健全性を長期的に維持することができます。
掛金率の見直し
- 決算時に不足金が発生し、その不足金が定められた許容額を超えたとき、または、資産額が保有しておくべき積立金の額に達する見込みがないときは、5年を待たずに、掛金率の見直し(繰上げ再計算)を行わなければなりません。