日本赤十字社企業年金基金 ねんきんと私

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基金の財政令和5年度 決算概況・財政検証結果(積立状況)

決算概況をお知らせします

  • 令和6年7月18日に開催された企業年金基金第15回代議員会において、令和5年度決算が承認されました。
  • 令和5年4月1日から令和6年3月31日までの1年間にどのような収入があり、どのように支出されたのか、また、年度末の年金資産の積立状況についてご報告いたします。

年金経理

  • 年金給付、掛金収入、資産管理や運用などに関する経理です。

収入と支出 (年金経理 損益計算書)
<自:令和5年4月1日 至:令和6年3月31日>

(注)端数処理の関係で、科目ごとの金額と合計額との間に一部誤差が生じています。

年金資産の積立状況(年金経理 貸借対照表)
<令和6年3月31日現在>

リスク充足額 651億円
…… 財政上の実質的な余剰資金

※令和4年度決算から、新たな財政運営基準が適用されます。

(注)端数処理の関係で、科目ごとの金額と合計額との間に一部誤差が生じています。

業務経理

  • 業務経理は、基金の運営に要する事務的経費に関する経理で、運営に必要な費用は全額事業主負担の事務費掛金で賄われています。
  • 収入は、事務費掛金による「掛金収入」を主として、およそ2億6,817万円となりました。
  • 一方、支出は、人件費、物件費等の「事務費」、代行返上にかかる各種精算業務委託の「業務委託費等」などのおよそ2億1,967万円です。
  • 今後も引き続き適正な業務の執行に努め、業務の効率化を推進し、経費の削減を図ってまいります。

収入と支出 (業務経理 損益計算書)
<自:令和5年4月1日 至:令和6年3月31日>

(単位:万円)

収入
掛金収入 26,691
雑収入等 126
   
   
   
26,817
支出
事務費 20,118
業務委託費等 1,517
繰入金 145
雑支出 187
当年度剰余金 4,849
26,817

(注) 端数処理の関係で、科目ごとの金額と合計額との間に一部誤差が生じています。

資産と負債 (業務経理 貸借対照表)
<令和6年3月31日現在>

(単位:万円)

資産
流動資産 39,036
(現金・預貯金) (35,817)
(未収事務費掛金) (2,213)
(立替金) (1,007)
固定資産 3,491
(器具及び備品) (833)
(権利金敷金) (2,658)
前払金 39
   
42,567
負債
流動負債 3,759
(預り金) (113)
(引当金) (2,388)
(未払金) (1,143)
(未払業務委託費等) (115)
基本金 38,808
(基本金) (3,491)
(繰越剰余金) (30,467)
(当年度剰余金) (4,849)
42,567

(注) 端数処理の関係で、科目ごとの金額と合計額との間に一部誤差が生じています。

財政検証結果(積立状況)

  • 財政の健全性を確保する観点から、毎年度の決算結果を基に積立不足がないかどうかを検証するため、厚生労働大臣の認定を受けた年金数理人により「継続基準」「非継続基準」の2つの基準に基づく財政検証を行っています。不足があれば掛金率の引き上げなどの必要な措置をとり、適正な財政運営に努めていきます。
  • 令和5年度は両基準とも積立計画の見直しは必要ないことが確認されました。

継続基準による財政検証

  • 継続基準は、将来にわたり給付を行ううえで、財政の均衡を保つために必要な資金(責任準備金)が、計画どおり積み立てられ、適正に保有されているかどうかを検証するものです。
<検証結果>
令和5年度決算値 1.10 ≧ 基準値1.00
  • 令和5年度決算では、年金純資産(3,331億円)が責任準備金(3,021億円)を上回っており、積立不足による掛金の見直しは必要ありません。

非継続基準による財政検証

  • 非継続基準は、仮に基金が本年度末で解散したと仮定したときに、加入者や受給者が加入者期間等に見合った最低限の給付を受けるために必要な資金を保有しているかどうかを検証するものです。
<検証結果>
令和5年度決算値 1.10 ≧ 基準値1.00
  • 令和5年度決算では、年金純資産(3,331億円)が最低積立基準額(3,002億円)を上回り、十分な資産を保有しています。

過去の決算概況

年度 決算概況・財政検証結果
令和4年度 決算概況・財政検証結果
令和3年度 決算概況・財政検証結果
令和2年度 決算概況・財政検証結果
平成30年度 決算概況(厚生年金基金)

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